1: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:43:38.44 ID:???.net
前回スレ
MERSに立ち尽くす韓国「韓国外交はなぜ異様か」を木村幹教授に聞く(1)【鈴置高史】
http://cdbc.blog.fc2.com/blog-entry-1870.html

「思考停止に陥った韓国」を神戸大学大学院の木村幹教授と考える(司会は坂巻正伸・日経ビジネス副編集長)。
日韓は熟年離婚だ
-----木村先生は「日韓・熟年離婚論」を唱えておられます。
MERSに立ち尽くす韓国「韓国外交はなぜ異様か」を木村幹教授に聞く(1)【鈴置高史】
http://cdbc.blog.fc2.com/blog-entry-1870.html

「思考停止に陥った韓国」を神戸大学大学院の木村幹教授と考える(司会は坂巻正伸・日経ビジネス副編集長)。
日韓は熟年離婚だ
-----木村先生は「日韓・熟年離婚論」を唱えておられます。
木村:今の日本と韓国は、子育てを終えてお互いが必要なくなった夫婦と似ています。
50年前の1965年6月22日、両国は国交を正常化しました。米国の肝いりです。当時は冷戦のまっただ中でした。
西側陣営を率いる米国は、経済的に脆弱だった韓国をテコ入れする必要があり、その役割を日本に担わせました。韓国は北朝鮮と対抗していましたが、その北朝鮮はソ連や中国を確固たる後ろ盾にしていました。
それに対し韓国は未だ日本とも国交さえ結んでおらず、頼みの米国もベトナム戦争の激化に伴い、そちらにかかりっきりでした。
一方、日本の一部にも、もし韓国が北朝鮮に圧倒されれば朝鮮半島南部までがソ連の勢力圏に入るかもしれない――との恐怖感がありました。当時は「釜山赤旗論」などと言ったそうです。
当時においても、日韓の国民感情はとうてい良好とはいい難かったのですが、ともあれ共産圏に対抗するという共通の目的から国交正常化に踏み切りました。
それから1980年代序盤頃までの日韓関係はおおむね円滑に推移します。しかし冷戦が終わると、両国の関係を支えていた最大の共通利益が失われることになりました。1990年代以降、日韓の間で歴史認識問題が噴出したのもそれが背景にあったのです。
こうした日韓関係のあり方は、子供も成長して家を出、一緒に協力しながら住む意味が薄れたため夫の定年を期に退職金を折半して別れる夫婦の姿と二重映しになるのです。
1人当たりGDPで日本を超える
鈴置:韓国は日本の経済的な手助けなどは要らなくなりました。現代経済研究院は「2016年には韓国の1人当たりGDP(購買力平価基準)が日本を追い越す」と2014年12月に予測しています。
木村:韓国の全貿易に占める日本の比率も、2015年1-5月には7.6%に低下しました。国交正常化の年である1965年に34.5%と全体の3分の1を占めていたのと比べ、対照的です。日本向け輸出は国別で5位に後退しました。全くの様変わりと言ってよい状態です。
鈴置:聯合ニュースが「韓国の対日貿易依存度 半世紀で5分の1に低下」(6月18日、日本語版)という記事で報じていましたね。
韓国の対日貿易の比率のピークは1973年の39.8%。1980年代から1990年代にかけては20%台を維持していましたが、21世紀に入った頃から10%台に。2011年以降は一桁に落ちていました。実際の貿易額も同年以降、減っています。
木村:韓国経済は貿易に頼る比重が極めて高い。貿易面で日本の比重が下がれば、外交面でも日本の影が薄くなるのは当然です。
「卑日」で"立派な韓国"を確認
-----貿易と外交の関係に関しては、3年前から木村先生が指摘されていました(「日韓関係はこれからどんどん悪くなる」参照)。
木村:今や、韓国にとって最大の貿易相手国は中国です。香港を含めれば30%前後にのぼります。
鈴置:政治的にも韓国は中国にどんどん取り込まれています。そんな韓国は日本にとって「大陸に対する盾」ではなくなっています。それどころか「中国の使い走り」も始めましたから、日本が韓国に警戒を強めるのは自然です。
一方、韓国も「もう日本には頭を下げたくないし、下げなくていいほどの力を付けた」と思っていますから、それを確認するための「卑日行動」を繰り返します(「『目下の日本』からドルは借りない」参照)。
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に限りません。李明博(イ・ミョンバク)前大統領の竹島上陸とか、天皇への謝罪要求がそれです。
MERSと通貨スワップ
-----韓国にとって日本は本当に不要なのでしょうか。例えば、通貨危機に陥りそうになった際にドルを借りる通貨スワップを、日本と結んでおく必要はないのですか。
鈴置:通貨危機に陥りやすいことは、依然として韓国の弱点です。興味深いのは、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)が「日本の必要性」を増したことです。
この流行で韓国では景気の冷え込みが懸念されました。そこで想定外の金利引き下げを実施せざるを得なくなったのです。韓国銀行は6月11日に基準金利を1.75%から1.50%と、史上最低水準に引き下げました。
韓銀は「景気刺激は財政で」と唱えていました。利下げは極力避けたかったからです。米国の利上げが近く予想され、利下げするほどに米ドルとの金利差から、外貨流出の懸念が高まるのです。
しかし、MERSという緊急事態に直面したため、引き下げざるを得ませんでした。すると、通貨攻撃を防ぐための日本との通貨スワップが欲しくなるわけです。「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいな話ですが。
軟化する?韓国
-----韓国には中国とのスワップがあります。
鈴置:中国と結んでいるスワップは人民元建てです(「韓国の通貨スワップ」表を参照)。いざという時に人民元スワップの効き目があるのか、疑う向きが多いのです。中国は人民元経済圏を作るため、自国通貨のスワップしか応じません。ドルスワップを結んでくれるのは、外貨準備が豊富なうえ、お人好しの日本ぐらいなのです。
韓国の通貨スワップ(2015年6月23日現在)
-----外相を日本に送って来るなど、韓国の姿勢がやや軟化したかに見えます。日本とのスワップを念頭に置いているのでしょうか。
木村:尹炳世(ユン・ビョンセ)外相の訪日は、朴槿恵大統領の熟慮の末の決断でしょう。一方、先ほどの鈴置さんの説明は「プロ筋」の話です。そんな複雑な、ことに面白くない話が大統領まで正確に上がっているかは疑問です。
スワップを巡るテクニカルな議論と、対日姿勢の微妙な変化は、管見の限りでは、連動していないように思います。そもそも朴槿恵大統領は、現在の韓国経済の危さを認識していないのではないでしょうか。
誠実ゲームで巻き返す
-----では、軟化は何が原因なのでしょうか。
木村:米国の目を意識した「誠実ゲーム」の色彩が濃いと思います。とはいえ、それは米国が韓国に強い圧力をかけているから、では必ずしもありません。重要なのは、安倍晋三首相の米議会演説頃から、韓国国内で日本に対する「外交敗北」が語られていることです。
ポイントは、慰安婦など歴史問題で米国をはじめとする国際社会が、韓国の政府や世論が期待したほどには意見を支持してくれなかったことです。つまり、そのことが韓国の政府や世論に焦りを生み出している、ということになります。
この「外交敗北」の原因の1つは、あまりにかたくな朴槿恵大統領の姿勢にあった、との理解も広がっています。つまり、執拗な歴史問題のアピールによって、逆に米国の専門家の間でも「韓国疲れ」をもたらした、との認識です。
鈴置:最近の韓国紙にはそんな指摘が増えました。2014年3月のハーグでの日米韓首脳会談に、今ごろ言及する記事もあります。「安倍晋三首相が韓国語で話しかけたのに、朴槿恵大統領はそっぽを向いた。これがオバマ(Barack H. Obama)大統領の逆鱗に触れた」との指摘です。
より詳しく言えば、正直に感情を表す韓国人を利用して、狡猾な日本は自分だけが誠実に関係改善に取り組んでいることを演出した――という敗因分析です。
木村:その理屈に立てば今度は、韓国が日本以上に「誠実」に関係改善に動いていることを見せなければならない、ということになります。外相を日本に送ったのも、そのアピールの1つだと言ってよいでしょう。
もし、ここで日本が何の譲歩もしなければ、悪いのは問題解決に取り組まない日本だ。だから米国は韓国を支持すべきだ――という主張を展開できるからです。
「慰安婦で相当の進展」
鈴置:韓国の本音が透けて見える記事があります。例えば、中央日報の「尹炳世外交長官が訪日へ、先に手を差し出した韓国……日本に和解圧力」(日本語、6月18日)です。以下はその1節です。
・専門家は今回の決定を通じて関係改善のボールを日本に渡し、日本の前向きな回答に圧力を加える構図を作ることができると述べた。
朴槿恵大統領もワシントンポスト紙(WP)のインタビューで、日本との関係改善に言及しました。「'Eventually we will face a situation that will be beyond our control.'」(6月11日、英語)で、以下のように語りました。
・慰安婦問題で相当の進展があった。我々(日韓)は交渉で最終段階にある。
-----「最終段階にある」との発言の意味は?
鈴置:韓国の大統領が米有力紙にそう言っておけば「進展がなかった」時も、日本がかたくなだったと責任を押しつけられる――と青瓦台(大統領府)は計算しているのかもしれません。
木村:その可能性が全くないわけではないと思います。ただ、現在の青瓦台にそれだけの緻密な政治的計算ができるかどうか……。
また、蒸し返す韓国
-----「相当の進展があった」のですか?
木村:それは今の段階では分かりません。日本政府が求めているのは「最終的な決着の保証」、つまり両国が何らかの合意に達した場合、それを最終的な決着にすると韓国政府が保証することです。でも、国内に強力な運動団体を抱える韓国政府がのむのは難しいでしょう。
鈴置:日本政府は韓国政府がのめないことを見越して「最終決着の保証」を要求しているのではないかと思います。韓国政府が何かを保証しても、反日・卑日が必要になれば、またへ理屈をこねて蒸し返す可能性が高い。その時、脇の甘さを笑われるのは日本ですから、交渉テクニック的にもハードルを目いっぱい上げる必要があります。
木村:ともあれ、韓国が癒和的な姿勢を見せる背景には、国際社会を意識した「誠実ゲーム」で巻き返す意図が、ある程度あると思います。基本的には「熟年離婚」状態なのですから「万一、裁判になった時にも、自らの意見が第三者に認められる」備えも重要だからです。
米韓は仮面夫婦
-----木村先生の「日韓・熟年離婚論」の一方で、鈴置さんは「米韓・仮面夫婦論」を唱えてきたわけです。
鈴置:「仮面夫婦」という表現は私の専売特許ではありません。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代(2003―2008年)に米国の安全保障専門家の間では「米韓同盟はまだ存在するが、仮面夫婦のようなものだ」と語られていました。
盧武鉉大統領は北朝鮮にとても融和的で――韓国の保守に言わせれば「北への従属そのもの」で、米国との関係も悪化しました。米韓同盟の打ち切りもあり得ると見る専門家も少なくなかったのです。
朴槿恵政権は北朝鮮ではなく中国に急接近したのですが、結果は同じで、米国と距離ができています。例えば、北朝鮮の脅威を防ぐために存在する在韓米軍基地を守るための終末高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)。この配備に韓国は難色を示しています。中国の恫喝のためです。
南シナ海が新たな踏み絵に
木村:韓国は、もはや米中間ではほぼ中立状態にあると言ってよいでしょう。もちろん米韓同盟を破棄する、ということではありません。韓国は米韓同盟を「対北朝鮮限定同盟」とし、維持していきたいのだと思います。
THAADのように米中双方から突きつけられる踏み絵をどうさばくか、韓国は今後も苦労し続けるでしょう。でも「米中間では等距離」という外交路線を選んだ以上、ある程度は仕方がないことです。韓国人にも一定の覚悟はあると思います。
鈴置:米中対立が深まるほどに、踏み絵は増えていきます。THAAD以上に深刻な踏み絵が南シナ海の問題です。中国はここで暗礁を埋め立て、軍事基地を作っています。米国は日本や欧州の同盟国、東南アジアの関係国を集め非難しています。しかし韓国は対中批判に一切、参加しない。
WP紙から韓国の姿勢を問われた朴槿恵大統領は「関心を持っている」とだけ答え、米国側に立つ意思がないことを明らかにしました。
同紙の先ほどの記事「'Eventually we will face a situation that will be beyond our control.'」(6月11日、英語)での南シナ海に関する問答は以下です。
問:南シナ海での中国の動きをどう見るか? 中国はその権利を声高に主張するが。
答:中国は韓国の最大の貿易相手国だ。そして朝鮮半島の平和と安定に巨大な役割を果たす。南シナ海に関し、韓国にとっても航行の安全と自由はとても大事だ。我が国はこの海域の展開を、関心を持って見守っている。状況の悪化を望まない。
韓国は中国の核の傘に?
中国が南シナ海に軍事基地を持つことの問題は、航行の自由を侵すだけではありません。中国はこの海をミサイル原潜のねぐらにするつもりです。南シナ海の北部に位置する海南島にはすでに原潜基地ができています。
中国がミサイル原潜を自由に運用できるようになると――つまり、中国が核報復能力を保有すると、核抑止論から言えば米国と対等になります。その自信を背景に、中国はますます高圧的になるでしょう。
軍事的にも今後、米国と日本は中国のミサイル原潜の恒常的な監視が不可欠となります。冷戦期に世界中の海でソ連のミサイル原潜を常に米国の攻撃型原潜が追尾していたように、オホーツク海で日本の対潜哨戒機がソ連の原潜を見張っていたように、です。
だから米国や日本が大声で、日米の対潜哨戒を妨害する中国の南シナ海の軍事基地建設を非難するのです。なのに韓国は、非難に加わろうとしない。
朴槿恵大統領は「中国との経済関係」と「半島の安定役」との理由をWP紙のインタビューで掲げました。でも、中国の核戦力の飛躍的な強化の前に「中韓関係が大事」では反対の理由になりません。米国や日本は「韓国が中国の核戦力拡大に反対しないのは、中国の傘の下に入るつもりだからではないか」と疑います。
6月3日、米国のラッセル国務次官補が対中非難に加わるよう韓国に求めました。韓国メディアも報じています。KBSの「南シナ海を巡る紛争 米国が韓国に立場表明を要求」(6月4日、日本語版)などです。
「そんな先は分からない!」
-----韓国は中国陣営に行くつもりでしょうか。
木村:本音を言えば、この問題について韓国人はあまり「考えたくない」のだと思います。多くの韓国人は米国のパワーゲームの中で自分の国が果たせる役割はさほどない、と思っている。だから、あれこれ悩んでもしょうがない。最終的には米中両国が自分たちのことを決めるのだから、その結論を待てばよい――ということになります。
昨年8月、済州島で開いたシンポジウムで私は以下のように発言しました。「中国の経済成長の速度は鈍化している。加えて人口減少問題もある。国連統計によれば、中国の人口は2100年までの間に4億5000万人も減少する。中国が影響力を拡大し続けるとは限らない。韓国も、この中国リスクを踏まえて立ち位置を決めるべきだ」。
すると韓国政治学会の長老が叫んだのです。「そんな先のことは分からない!」。驚きました。未来を予測する統計の中で、人口統計は相当に確度の高いものです。敢えてそれを否定する、というのは研究者としてちょっと考えられない。
慰安婦は麻酔剤
鈴置:私も似たような経験をしました。21世紀に入って中国の台頭が明白になった頃、アジア各国の人々とどう対応するか議論しました。韓国人の答えが印象的でした。ほぼ全員が「考えてもしょうがない」。私はその時、ハタと気づいたのです。
「日本人は努力すれば外交的な環境を変えられる、と考えている。だが、韓国人はそうは思わない。だから先のことを考えて余計な気苦労をするのはやめ、与えられる状況の変化をとにかく受け入れていこう、と思うものなのだな――」。
韓国が慰安婦など歴史問題を掲げて世界中を走り回るのも、そうして忙しくしていれば、米中対立の中でどう生き抜くのかという本質的な問題から目をそらせられるからかなあ、と思う時もあります。
木村:中国大陸の王朝が変わっても、朝鮮半島の人々は民族としてのまとまりを維持してきました。もちろん日本人が想像できないほどの、つらい目にも遭いました。でも、大陸で多くの国や民族が消滅する中、状況の変化に適応し、とにかく生き残ったのです。
今の米中間の右往左往など歴史的に見れば、彼らにとって大問題ではないのでしょう。どうせ米韓同盟だって、未来永劫に続くものではないのですから。
鈴置:思考停止状態にある以上、韓国は国家としての大方針など持ちようがありません。そこで中国に脅されれば言うことを聞く、米国から少し冷たくされれば怒って米大使襲撃事件を起こす――といった、その場しのぎの行動に終始するのです。
日本との関係改善を望むかのような最近の姿勢も「右往左往」の一環に過ぎません。冷静に眺めることが肝要かと思います。
2015年6月24日(水):日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=1
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=2
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=3
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=4
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=5
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=6
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=7
50年前の1965年6月22日、両国は国交を正常化しました。米国の肝いりです。当時は冷戦のまっただ中でした。
西側陣営を率いる米国は、経済的に脆弱だった韓国をテコ入れする必要があり、その役割を日本に担わせました。韓国は北朝鮮と対抗していましたが、その北朝鮮はソ連や中国を確固たる後ろ盾にしていました。
それに対し韓国は未だ日本とも国交さえ結んでおらず、頼みの米国もベトナム戦争の激化に伴い、そちらにかかりっきりでした。
一方、日本の一部にも、もし韓国が北朝鮮に圧倒されれば朝鮮半島南部までがソ連の勢力圏に入るかもしれない――との恐怖感がありました。当時は「釜山赤旗論」などと言ったそうです。
当時においても、日韓の国民感情はとうてい良好とはいい難かったのですが、ともあれ共産圏に対抗するという共通の目的から国交正常化に踏み切りました。
それから1980年代序盤頃までの日韓関係はおおむね円滑に推移します。しかし冷戦が終わると、両国の関係を支えていた最大の共通利益が失われることになりました。1990年代以降、日韓の間で歴史認識問題が噴出したのもそれが背景にあったのです。
こうした日韓関係のあり方は、子供も成長して家を出、一緒に協力しながら住む意味が薄れたため夫の定年を期に退職金を折半して別れる夫婦の姿と二重映しになるのです。
1人当たりGDPで日本を超える
鈴置:韓国は日本の経済的な手助けなどは要らなくなりました。現代経済研究院は「2016年には韓国の1人当たりGDP(購買力平価基準)が日本を追い越す」と2014年12月に予測しています。
木村:韓国の全貿易に占める日本の比率も、2015年1-5月には7.6%に低下しました。国交正常化の年である1965年に34.5%と全体の3分の1を占めていたのと比べ、対照的です。日本向け輸出は国別で5位に後退しました。全くの様変わりと言ってよい状態です。
鈴置:聯合ニュースが「韓国の対日貿易依存度 半世紀で5分の1に低下」(6月18日、日本語版)という記事で報じていましたね。
韓国の対日貿易の比率のピークは1973年の39.8%。1980年代から1990年代にかけては20%台を維持していましたが、21世紀に入った頃から10%台に。2011年以降は一桁に落ちていました。実際の貿易額も同年以降、減っています。
木村:韓国経済は貿易に頼る比重が極めて高い。貿易面で日本の比重が下がれば、外交面でも日本の影が薄くなるのは当然です。
「卑日」で"立派な韓国"を確認
-----貿易と外交の関係に関しては、3年前から木村先生が指摘されていました(「日韓関係はこれからどんどん悪くなる」参照)。
木村:今や、韓国にとって最大の貿易相手国は中国です。香港を含めれば30%前後にのぼります。
鈴置:政治的にも韓国は中国にどんどん取り込まれています。そんな韓国は日本にとって「大陸に対する盾」ではなくなっています。それどころか「中国の使い走り」も始めましたから、日本が韓国に警戒を強めるのは自然です。
一方、韓国も「もう日本には頭を下げたくないし、下げなくていいほどの力を付けた」と思っていますから、それを確認するための「卑日行動」を繰り返します(「『目下の日本』からドルは借りない」参照)。
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に限りません。李明博(イ・ミョンバク)前大統領の竹島上陸とか、天皇への謝罪要求がそれです。
MERSと通貨スワップ
-----韓国にとって日本は本当に不要なのでしょうか。例えば、通貨危機に陥りそうになった際にドルを借りる通貨スワップを、日本と結んでおく必要はないのですか。
鈴置:通貨危機に陥りやすいことは、依然として韓国の弱点です。興味深いのは、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)が「日本の必要性」を増したことです。
この流行で韓国では景気の冷え込みが懸念されました。そこで想定外の金利引き下げを実施せざるを得なくなったのです。韓国銀行は6月11日に基準金利を1.75%から1.50%と、史上最低水準に引き下げました。
韓銀は「景気刺激は財政で」と唱えていました。利下げは極力避けたかったからです。米国の利上げが近く予想され、利下げするほどに米ドルとの金利差から、外貨流出の懸念が高まるのです。
しかし、MERSという緊急事態に直面したため、引き下げざるを得ませんでした。すると、通貨攻撃を防ぐための日本との通貨スワップが欲しくなるわけです。「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいな話ですが。
軟化する?韓国
-----韓国には中国とのスワップがあります。
鈴置:中国と結んでいるスワップは人民元建てです(「韓国の通貨スワップ」表を参照)。いざという時に人民元スワップの効き目があるのか、疑う向きが多いのです。中国は人民元経済圏を作るため、自国通貨のスワップしか応じません。ドルスワップを結んでくれるのは、外貨準備が豊富なうえ、お人好しの日本ぐらいなのです。
相手国 | 規模 | 締結・延長日 | 満期日 | 中国 | 3600億元/64兆ウォン(約560億ドル) | 2014年 10月11日 |
2017年 10月10日 |
---|---|---|---|
UAE | 200億ディルハム/5.8兆ウォン(約54億ドル) | 2013年 10月13日 |
2016年 10月12日 |
マレーシア | 150億リンギット/5兆ウォン(約47億ドル) | 2013年 10月20日 |
2016年 10月19日 |
豪州 | 50億豪ドル/5兆ウォン(約45億ドル) | 2014年 2月23日 |
2017年 2月22日 |
インドネシア | 115兆ルピア/10.7兆ウォン(約100億ドル) | 2014年 3月6日 |
2017年 3月5日 |
CMI<注> | 384億ドル | 2014年 7月17日 |
-----外相を日本に送って来るなど、韓国の姿勢がやや軟化したかに見えます。日本とのスワップを念頭に置いているのでしょうか。
木村:尹炳世(ユン・ビョンセ)外相の訪日は、朴槿恵大統領の熟慮の末の決断でしょう。一方、先ほどの鈴置さんの説明は「プロ筋」の話です。そんな複雑な、ことに面白くない話が大統領まで正確に上がっているかは疑問です。
スワップを巡るテクニカルな議論と、対日姿勢の微妙な変化は、管見の限りでは、連動していないように思います。そもそも朴槿恵大統領は、現在の韓国経済の危さを認識していないのではないでしょうか。
誠実ゲームで巻き返す
-----では、軟化は何が原因なのでしょうか。
木村:米国の目を意識した「誠実ゲーム」の色彩が濃いと思います。とはいえ、それは米国が韓国に強い圧力をかけているから、では必ずしもありません。重要なのは、安倍晋三首相の米議会演説頃から、韓国国内で日本に対する「外交敗北」が語られていることです。
ポイントは、慰安婦など歴史問題で米国をはじめとする国際社会が、韓国の政府や世論が期待したほどには意見を支持してくれなかったことです。つまり、そのことが韓国の政府や世論に焦りを生み出している、ということになります。
この「外交敗北」の原因の1つは、あまりにかたくな朴槿恵大統領の姿勢にあった、との理解も広がっています。つまり、執拗な歴史問題のアピールによって、逆に米国の専門家の間でも「韓国疲れ」をもたらした、との認識です。
鈴置:最近の韓国紙にはそんな指摘が増えました。2014年3月のハーグでの日米韓首脳会談に、今ごろ言及する記事もあります。「安倍晋三首相が韓国語で話しかけたのに、朴槿恵大統領はそっぽを向いた。これがオバマ(Barack H. Obama)大統領の逆鱗に触れた」との指摘です。
より詳しく言えば、正直に感情を表す韓国人を利用して、狡猾な日本は自分だけが誠実に関係改善に取り組んでいることを演出した――という敗因分析です。
木村:その理屈に立てば今度は、韓国が日本以上に「誠実」に関係改善に動いていることを見せなければならない、ということになります。外相を日本に送ったのも、そのアピールの1つだと言ってよいでしょう。
もし、ここで日本が何の譲歩もしなければ、悪いのは問題解決に取り組まない日本だ。だから米国は韓国を支持すべきだ――という主張を展開できるからです。
「慰安婦で相当の進展」
鈴置:韓国の本音が透けて見える記事があります。例えば、中央日報の「尹炳世外交長官が訪日へ、先に手を差し出した韓国……日本に和解圧力」(日本語、6月18日)です。以下はその1節です。
・専門家は今回の決定を通じて関係改善のボールを日本に渡し、日本の前向きな回答に圧力を加える構図を作ることができると述べた。
朴槿恵大統領もワシントンポスト紙(WP)のインタビューで、日本との関係改善に言及しました。「'Eventually we will face a situation that will be beyond our control.'」(6月11日、英語)で、以下のように語りました。
・慰安婦問題で相当の進展があった。我々(日韓)は交渉で最終段階にある。
-----「最終段階にある」との発言の意味は?
鈴置:韓国の大統領が米有力紙にそう言っておけば「進展がなかった」時も、日本がかたくなだったと責任を押しつけられる――と青瓦台(大統領府)は計算しているのかもしれません。
木村:その可能性が全くないわけではないと思います。ただ、現在の青瓦台にそれだけの緻密な政治的計算ができるかどうか……。
また、蒸し返す韓国
-----「相当の進展があった」のですか?
木村:それは今の段階では分かりません。日本政府が求めているのは「最終的な決着の保証」、つまり両国が何らかの合意に達した場合、それを最終的な決着にすると韓国政府が保証することです。でも、国内に強力な運動団体を抱える韓国政府がのむのは難しいでしょう。
鈴置:日本政府は韓国政府がのめないことを見越して「最終決着の保証」を要求しているのではないかと思います。韓国政府が何かを保証しても、反日・卑日が必要になれば、またへ理屈をこねて蒸し返す可能性が高い。その時、脇の甘さを笑われるのは日本ですから、交渉テクニック的にもハードルを目いっぱい上げる必要があります。
木村:ともあれ、韓国が癒和的な姿勢を見せる背景には、国際社会を意識した「誠実ゲーム」で巻き返す意図が、ある程度あると思います。基本的には「熟年離婚」状態なのですから「万一、裁判になった時にも、自らの意見が第三者に認められる」備えも重要だからです。
米韓は仮面夫婦
-----木村先生の「日韓・熟年離婚論」の一方で、鈴置さんは「米韓・仮面夫婦論」を唱えてきたわけです。
鈴置:「仮面夫婦」という表現は私の専売特許ではありません。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代(2003―2008年)に米国の安全保障専門家の間では「米韓同盟はまだ存在するが、仮面夫婦のようなものだ」と語られていました。
盧武鉉大統領は北朝鮮にとても融和的で――韓国の保守に言わせれば「北への従属そのもの」で、米国との関係も悪化しました。米韓同盟の打ち切りもあり得ると見る専門家も少なくなかったのです。
朴槿恵政権は北朝鮮ではなく中国に急接近したのですが、結果は同じで、米国と距離ができています。例えば、北朝鮮の脅威を防ぐために存在する在韓米軍基地を守るための終末高高度防衛ミサイル(THAAD=サード)。この配備に韓国は難色を示しています。中国の恫喝のためです。
南シナ海が新たな踏み絵に
木村:韓国は、もはや米中間ではほぼ中立状態にあると言ってよいでしょう。もちろん米韓同盟を破棄する、ということではありません。韓国は米韓同盟を「対北朝鮮限定同盟」とし、維持していきたいのだと思います。
THAADのように米中双方から突きつけられる踏み絵をどうさばくか、韓国は今後も苦労し続けるでしょう。でも「米中間では等距離」という外交路線を選んだ以上、ある程度は仕方がないことです。韓国人にも一定の覚悟はあると思います。
鈴置:米中対立が深まるほどに、踏み絵は増えていきます。THAAD以上に深刻な踏み絵が南シナ海の問題です。中国はここで暗礁を埋め立て、軍事基地を作っています。米国は日本や欧州の同盟国、東南アジアの関係国を集め非難しています。しかし韓国は対中批判に一切、参加しない。
WP紙から韓国の姿勢を問われた朴槿恵大統領は「関心を持っている」とだけ答え、米国側に立つ意思がないことを明らかにしました。
同紙の先ほどの記事「'Eventually we will face a situation that will be beyond our control.'」(6月11日、英語)での南シナ海に関する問答は以下です。
問:南シナ海での中国の動きをどう見るか? 中国はその権利を声高に主張するが。
答:中国は韓国の最大の貿易相手国だ。そして朝鮮半島の平和と安定に巨大な役割を果たす。南シナ海に関し、韓国にとっても航行の安全と自由はとても大事だ。我が国はこの海域の展開を、関心を持って見守っている。状況の悪化を望まない。
韓国は中国の核の傘に?
中国が南シナ海に軍事基地を持つことの問題は、航行の自由を侵すだけではありません。中国はこの海をミサイル原潜のねぐらにするつもりです。南シナ海の北部に位置する海南島にはすでに原潜基地ができています。
中国がミサイル原潜を自由に運用できるようになると――つまり、中国が核報復能力を保有すると、核抑止論から言えば米国と対等になります。その自信を背景に、中国はますます高圧的になるでしょう。
軍事的にも今後、米国と日本は中国のミサイル原潜の恒常的な監視が不可欠となります。冷戦期に世界中の海でソ連のミサイル原潜を常に米国の攻撃型原潜が追尾していたように、オホーツク海で日本の対潜哨戒機がソ連の原潜を見張っていたように、です。
だから米国や日本が大声で、日米の対潜哨戒を妨害する中国の南シナ海の軍事基地建設を非難するのです。なのに韓国は、非難に加わろうとしない。
朴槿恵大統領は「中国との経済関係」と「半島の安定役」との理由をWP紙のインタビューで掲げました。でも、中国の核戦力の飛躍的な強化の前に「中韓関係が大事」では反対の理由になりません。米国や日本は「韓国が中国の核戦力拡大に反対しないのは、中国の傘の下に入るつもりだからではないか」と疑います。
6月3日、米国のラッセル国務次官補が対中非難に加わるよう韓国に求めました。韓国メディアも報じています。KBSの「南シナ海を巡る紛争 米国が韓国に立場表明を要求」(6月4日、日本語版)などです。
「そんな先は分からない!」
-----韓国は中国陣営に行くつもりでしょうか。
木村:本音を言えば、この問題について韓国人はあまり「考えたくない」のだと思います。多くの韓国人は米国のパワーゲームの中で自分の国が果たせる役割はさほどない、と思っている。だから、あれこれ悩んでもしょうがない。最終的には米中両国が自分たちのことを決めるのだから、その結論を待てばよい――ということになります。
昨年8月、済州島で開いたシンポジウムで私は以下のように発言しました。「中国の経済成長の速度は鈍化している。加えて人口減少問題もある。国連統計によれば、中国の人口は2100年までの間に4億5000万人も減少する。中国が影響力を拡大し続けるとは限らない。韓国も、この中国リスクを踏まえて立ち位置を決めるべきだ」。
すると韓国政治学会の長老が叫んだのです。「そんな先のことは分からない!」。驚きました。未来を予測する統計の中で、人口統計は相当に確度の高いものです。敢えてそれを否定する、というのは研究者としてちょっと考えられない。
慰安婦は麻酔剤
鈴置:私も似たような経験をしました。21世紀に入って中国の台頭が明白になった頃、アジア各国の人々とどう対応するか議論しました。韓国人の答えが印象的でした。ほぼ全員が「考えてもしょうがない」。私はその時、ハタと気づいたのです。
「日本人は努力すれば外交的な環境を変えられる、と考えている。だが、韓国人はそうは思わない。だから先のことを考えて余計な気苦労をするのはやめ、与えられる状況の変化をとにかく受け入れていこう、と思うものなのだな――」。
韓国が慰安婦など歴史問題を掲げて世界中を走り回るのも、そうして忙しくしていれば、米中対立の中でどう生き抜くのかという本質的な問題から目をそらせられるからかなあ、と思う時もあります。
木村:中国大陸の王朝が変わっても、朝鮮半島の人々は民族としてのまとまりを維持してきました。もちろん日本人が想像できないほどの、つらい目にも遭いました。でも、大陸で多くの国や民族が消滅する中、状況の変化に適応し、とにかく生き残ったのです。
今の米中間の右往左往など歴史的に見れば、彼らにとって大問題ではないのでしょう。どうせ米韓同盟だって、未来永劫に続くものではないのですから。
鈴置:思考停止状態にある以上、韓国は国家としての大方針など持ちようがありません。そこで中国に脅されれば言うことを聞く、米国から少し冷たくされれば怒って米大使襲撃事件を起こす――といった、その場しのぎの行動に終始するのです。
日本との関係改善を望むかのような最近の姿勢も「右往左往」の一環に過ぎません。冷静に眺めることが肝要かと思います。
2015年6月24日(水):日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=1
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=2
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=3
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=4
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=5
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=6
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/062200002/?P=7
34: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:11:57.92 ID:lJeoAkYx.net
>>23
でなきゃMERSの真っただ中で、世界遺産の話はしてねえだろうな。
でなきゃMERSの真っただ中で、世界遺産の話はしてねえだろうな。
56: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:49:30.61 ID:offb06YM.net
>>1
>--木村先生は「日韓・熟年離婚論」を唱えておられます。
思考停止は、こいつもだろ。
何で韓国政府による対日テロ(李承晩ライン)をスルーしてるんだよ。
>--木村先生は「日韓・熟年離婚論」を唱えておられます。
思考停止は、こいつもだろ。
何で韓国政府による対日テロ(李承晩ライン)をスルーしてるんだよ。
5: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:46:33.67 ID:awPooYKt.net
朝鮮人が異常だから
10: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:50:42.10 ID:zY/kFi2u.net
勝手に身内にするなよ
11: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:51:50.16 ID:2AxOeQ7c.net
ドルのスワップが欲しいのならアメリカに頼め糞チョン
アメリカは簡単には引き受けてくれないけど
日本よりは引き受けてくれる可能性がある
日本はチョンとスワップ締結は不可能だからな
アメリカは簡単には引き受けてくれないけど
日本よりは引き受けてくれる可能性がある
日本はチョンとスワップ締結は不可能だからな
12: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:52:21.39 ID:0aq7EEGu.net
>熟年離婚
朝鮮人みたいな気持ちわるい表現を使うな木村
朝鮮人みたいな気持ちわるい表現を使うな木村
21: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:59:44.37 ID:hdtKeD9s.net
>>12
米韓関係の「仮面夫婦」って言葉があったからだろうね
米韓関係の「仮面夫婦」って言葉があったからだろうね
13: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:53:36.81 ID:AwKRmtNg.net
これはさすがに誤解だと思う
「思考停止」ではなく「そもそも思考してない」が正しい
「思考停止」ではなく「そもそも思考してない」が正しい
29: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:06:52.72 ID:UFqtnsBY.net
>>13
だよな、脳味噌が入ってなかったら思考できないし
だよな、脳味噌が入ってなかったら思考できないし
15: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:54:48.21 ID:M+0/2GJx.net
事大主義の一言で済ませよこんな長々と会話しないで
20: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 20:59:32.51 ID:A90j+RgI.net
経済は中国、安保はアメリカといいながらなぜか日本頼みなのがとっても気持ち悪い
24: ブルーブラック ◆jXugssDnOB6B 2015/06/24(水) 21:06:00.01 ID:ERcicAb6O
思考停止ではない。
誰かのせい、何かのせいにすることで
自らについてプラス方向にならない。
マイナスに突き進む民族性ゆえの結果だ。
誰かのせい、何かのせいにすることで
自らについてプラス方向にならない。
マイナスに突き進む民族性ゆえの結果だ。
26: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:05:09.05 ID:DppZ+Z00.net
> もし、ここで日本が何の譲歩もしなければ、悪いのは問題解決に取り組まない日本だ。だから米国は韓国を支持すべきだ――
>という主張を展開できるからです。
こういうことであれば、ちょっと朝鮮人のことも書き加えてやるくらいの譲歩は已む無しなのかなぁ…
>それは今の段階では分かりません。日本政府が求めているのは「最終的な決着の保証」、つまり両国が何らかの合意に達した場合、
>それを最終的な決着にすると韓国政府が保証することです。でも、国内に強力な運動団体を抱える韓国政府がのむのは難しいでしょう。
問題はこっちだ、韓国の政府保証なんざ、政権変われば無かったことにされるのはわかりきってるわけで、こっちで安易に妥協するのは非常に危険なわけだが…
まだアメリカが完全に韓国を見限ったわけではないってのが、問題だなぁ…
>という主張を展開できるからです。
こういうことであれば、ちょっと朝鮮人のことも書き加えてやるくらいの譲歩は已む無しなのかなぁ…
>それは今の段階では分かりません。日本政府が求めているのは「最終的な決着の保証」、つまり両国が何らかの合意に達した場合、
>それを最終的な決着にすると韓国政府が保証することです。でも、国内に強力な運動団体を抱える韓国政府がのむのは難しいでしょう。
問題はこっちだ、韓国の政府保証なんざ、政権変われば無かったことにされるのはわかりきってるわけで、こっちで安易に妥協するのは非常に危険なわけだが…
まだアメリカが完全に韓国を見限ったわけではないってのが、問題だなぁ…
28: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:06:40.76 ID:1WcXfGAu.net
韓国が異様なのは外交に限った話ではない
思考思想文化教育社会構造司法あらゆる面において異様だ
思考思想文化教育社会構造司法あらゆる面において異様だ
30: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:07:35.26 ID:7cJSNjMS.net
それを理解出来たらコリアンなんてやっていない。
人類に進化するわ。
人類に進化するわ。
32: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:10:50.44 ID:AbWM1sID.net
思考停止といえば、最近MERSでも思考停止状態になったような気がする
なんかもうどうにでもな~れ、何もしなくてもそのうち収まるでしょ?みたいな
なんかもうどうにでもな~れ、何もしなくてもそのうち収まるでしょ?みたいな
44: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:27:29.95 ID:J6ZSLtrm.net
面白い記事だった
あいつらの場当たり的で刹那的な行動は
弱者として一応歴史から身につけたスキルなんだな
あいつらの場当たり的で刹那的な行動は
弱者として一応歴史から身につけたスキルなんだな
55: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 21:46:47.84 ID:T3sFkPmH.net
こんな国・民族などアテにならないし、
アテにしてはならない。
もう100年以上前に福沢諭吉が警告していたとおりだ。
お人好し過ぎるのはもうバカと言うか国賊ものだ。
もういい加減、日本の指導者層は学ぶべきだ。
アテにしてはならない。
もう100年以上前に福沢諭吉が警告していたとおりだ。
お人好し過ぎるのはもうバカと言うか国賊ものだ。
もういい加減、日本の指導者層は学ぶべきだ。
69: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:23:32.03 ID:EUeMDOCv.net
鈴置さんは言葉の使い方がうまいからスルスル読めてしまうけど
じゃあ日本がどうすれば、という結論がいつもない
本質的に論客ではなくウォッチャーだな
だから悪いと言ってるわけじゃないし、
今の自称保守がみな鈴置さんのレトリックを学べば
もう少しつけこまれにくくなると思うが…
しかし誰にせよ、夫婦や男女関係の例えを持ち出すと途端に論が安くなるね。
彼ら中高年の持つ男女観・夫婦観が今の感覚から決定的にずれてることに
気づけてないからだろうな
じゃあ日本がどうすれば、という結論がいつもない
本質的に論客ではなくウォッチャーだな
だから悪いと言ってるわけじゃないし、
今の自称保守がみな鈴置さんのレトリックを学べば
もう少しつけこまれにくくなると思うが…
しかし誰にせよ、夫婦や男女関係の例えを持ち出すと途端に論が安くなるね。
彼ら中高年の持つ男女観・夫婦観が今の感覚から決定的にずれてることに
気づけてないからだろうな
78: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 23:01:39.99 ID:dVNc5AMI.net
>>69
この件については、ちゃんとベストな答えが書かれているよ。
なぜなら、韓国の反日は、歴代の政権が人気取りのために展開した反日世論の扇動と、韓国人に蔓延する
根深い外国蔑視感情が結びついたもの。
反日といっても実際は日本側には何の原因も無いのだから、日本が韓国の機嫌を取ったところで、問題は
絶対に解決しない。
唯一の正解は、韓国が何を言っても取り合わない事。
実害のある告げ口外交は、告げ口された相手に事実を説明し、取り合わないよう説得する必要があるけど、
それ意外は一切やる必要がないしするべきじゃない。
この件については、ちゃんとベストな答えが書かれているよ。
なぜなら、韓国の反日は、歴代の政権が人気取りのために展開した反日世論の扇動と、韓国人に蔓延する
根深い外国蔑視感情が結びついたもの。
反日といっても実際は日本側には何の原因も無いのだから、日本が韓国の機嫌を取ったところで、問題は
絶対に解決しない。
唯一の正解は、韓国が何を言っても取り合わない事。
実害のある告げ口外交は、告げ口された相手に事実を説明し、取り合わないよう説得する必要があるけど、
それ意外は一切やる必要がないしするべきじゃない。
81: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 23:04:10.62 ID:EUeMDOCv.net
>>78
いつも同じ結論だよ
冷静に見守ろう
日本は手出しする必要がない
という非韓三原則の言い換え
もちろん正しいっちゃ正しいんだけど
まあ、どこからも反論が出づらいってだけで新味はないなと
いつも同じ結論だよ
冷静に見守ろう
日本は手出しする必要がない
という非韓三原則の言い換え
もちろん正しいっちゃ正しいんだけど
まあ、どこからも反論が出づらいってだけで新味はないなと
82: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 23:17:21.38 ID:ZsVcvLbR.net
>>81
あと日本人は危機感を持てとも言ってる気がする
韓国が中国の傘下に戻ることで、日本は大陸勢力との争いの最前線に立つことになるって
戦争アレルギーなんて言ってられなくなる時代が来ると
あと日本人は危機感を持てとも言ってる気がする
韓国が中国の傘下に戻ることで、日本は大陸勢力との争いの最前線に立つことになるって
戦争アレルギーなんて言ってられなくなる時代が来ると
75: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2015/06/24(水) 22:46:54.00 ID:cIlmmJV4.net
韓国の行動を読むのは簡単。とにかく一番の大木に寄り添う。
問題はそれがアメリカなのか中国なのか、連中は分かってないって事ね。
問題はそれがアメリカなのか中国なのか、連中は分かってないって事ね。
コメント
:
(*^。^*)
2015/07/17 00:29
熟年妻が 「痴呆」になりそうだから ポイ したいんだわ (ToT)/~~~
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