あっ韓ニュース

(ソウル=聯合ニュース)女性家族部（女家部）は光復70周年と3・1記念日をむかえ、韓国教育放送公社(EBS)と共同企画で日本軍慰安婦被害者問題を探る特別企画ドキュメンタリー3部作'歴史の影、日本軍慰安婦'を製作したと26日明らかにした。

'事実と真実'(1部)、'終わらなかった裁判'(2部)、'負けない花'(3部)で合計3回にわけて放映される。1年かけて調査・発掘した日本軍慰安婦被害者の証言、国内外研究者・活動家インタビュー、歴史的資料と裁判資料の調査および分析内容を深く扱う。映画俳優オ・ジョンヘがナレーションを引き受けた。

1部は慰安婦被害者の強制連行が植民地体制の中で起きた植民地犯罪であり、人身売買など暴力的で犯罪的な手法でなされたことを知らせる。また、中国などで新しく発掘された資料で慰安婦被害が韓国と中国をはじめとして東南アジア全地域の女性が受けた被害という事実を説得力をもって明らかにする。

2部は過去の戦犯裁判が慰安婦被害など反人道的な犯罪を扱わず、限界があることを指摘しながら女性国際戦犯裁判を中心に提起された日本政府の法的責任を問う。また、国際法専門家たちがなぜ日本軍慰安婦被害者らについて加害当事国が民事・刑事上、責任を負うべきと主張したのかなど伝えることで加害当事国が謝罪と賠償しなければならない理由を糾明する。